シンポジウム「健康食品被害の実態とその対策」

2010/11/08

シンポジウム「健康食品被害の実態とその対策〜適切な医療を受ける機会を失わせてよいのか〜」のお知らせ

健康志向の高まりを受け、健康志向食品市場は1兆円を超えるとも言われています。
その一方で、健康食品の中には、医薬品的な効能効果を標榜するなど、本来薬事法で規制されるべき対象のものが食品として流通し、消費者に正しい医療を受ける機会を失わせ、疾病を悪化させるなどの危害を生じさせるものも現れ、また、医薬品のように厳格な審査を経て流通しないために、摂取によって健康被害を生じるものも出ています。
 健康増進法により、特定保健用食品、特別用途食品が定められていますが、特定保健用食品の許可を得ていた「エコナ」に発がん性物質に変わる懸念のある物質が多く含まれていることが判明して問題になった事件も記憶に新しいところです。
そこで、国民生活センターの相談員から健康食品に関する相談事例を紹介していただき、「健康食品の表示に関する検討会」の検討内容を同検討会の委員から報告を受けるとともに、心理学者の立場から健康食品を購入する消費者の心理の解説を聞き、さらに、健康食品による被害者等からの報告を聞いて、健康食品の上記のような危険性や実際の被害実態について認識を深め、どのような対策が必要なのかを考えたいと思います。

詳しくは下記リンクのPDFファイルをご参照ください。
シンポジウム「健康食品被害の実態とその対策~適切な医療を受ける機会を失わせてよいのか~」チラシ

【日時】
11月8日(月) 18:30〜20:30
【場所】
弁護士会館3階 301会議室(東京都千代田区霞が関1-1-3)
【主催】
第二東京弁護士会
【お問い合わせ】
第二東京弁護士会事務局人権課
TEL : 03-3581-2257

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