奨学金を受けた平成20年新司法試験合格者の声

牛木純郎さん(40代・男性)夜間主コース在籍
合格者 わたしは妻と2人の子との4人暮らしで、住宅ローンと教育費のため、お金の問題はロー進学にとって切実な問題でした。もし、夜間主コースのある大宮で、5年間元金据置という好条件の教育ローンを組んでもらえるのでなければ、住宅購入等のために十分な預貯金のなかったわたしは、おそらく「ある程度お金を貯めてからにしよう」と進学を躊躇したことと思い、司法試験に合格できた今、あらためて深く感謝しております。
 経済的な事情で有能な人材が法曹転身を断念してしまうことのないよう、教育ローンの継続を切に願います。
篠原孝典さん(30代・男性)夜間主コース在籍
 私は、法科大学院の授業料の支払いの必要性も考え、夜間主として、企業での勤務を継続しながらの法律学の勉強及び司法試験の受験勉強を決心いたしました。奨学金が勉強面における一つのモチベーションになったことは事実ですし、経済面でも非常に助けとなり、お陰様で法科大学院の後半は退職をして勉強時間を確保することができ、無事司法試験にも合格することができました。心より感謝をしております。
高橋弘泰さん(30代・男性)昼間主コース在籍
合格者 私は弁護士という職業に憧れ、仕事を辞め、退職金を使いきる覚悟で大宮法科大学大学院に入学しました。幸い2年目から奨学金をいただくことが出来、そのおかげで金銭的な不安から相当程度解放され、心おきなく勉学に集中できたと思っています。本学の奨学金制度は、勉学のモチベーション向上にも役立ち、特に仕事を辞めてチャレンジする社会人には慈雨ともいえます。後輩のために今後も奨学金制度が存続することを切望致します。
竹内千春さん(女性)昼間主コース在籍
 私は5年程前、仕事を辞めて大宮法科大学院に進学しましたが、在学中の生計を支えるため入学当初は週2日予備校で英語講師をしていました。しかし、法学未修者としては仕事にあてている時間も全て法律に使いたいという気持ちは強く持っていました。幸いにも、授業料の大部分を奨学金という形で免除して頂くことができたため、2年次の後期までにはその仕事も辞めて法律に集中することができました。今回の合格は、奨学金による経済的支援によって勉強時間が確保できたことに加え、奨学金を目標に日々の勉学に励んだ結果が本試験につながったことに拠るものだと思います。この制度を支えて下さった先生方にこの場をお借りして心から御礼申し上げます。
三輪咲絵さん(20代・女性)昼間主コース在籍
 私が今年新司法試験に無事合格できたのも、第二東京弁護士会の支援があったからだと思っています。私は大宮法科大学院の大学在学中に第二東京弁護士会からの奨学金を受けていました。それにより金銭面の心配をすることなく、勉強に集中することができました。また、奨学金を受けることによって、支援してくださる人々のためにも、絶対合格しようという強い気持ちで試験に臨むことができ、大変励みになりました。今後は、立派な法曹になるためさらに努力をしていきたいと思っています。


※顔写真等の掲載の有無は、合格者ご本人の了承を得て,掲載しています。※

もどる