「はなさき記念館」開設と入居に関するご案内

　当会では、毎年多数の新人会員を迎え、各分野でご活躍していただいておりますが、様々な事情により登録事務所の確保に苦心されている新人弁護士の方々（二弁登録希望の修習生を含む）への支援策について検討してまいりました。
　今回ご案内する「はなさき記念館」は、西武新宿線野方駅近く（中野区野方6丁目40番1号※ページ下部に地図があります）に立地する当会所有の新築建物において，事務所の確保が困難な新人弁護士に対し、実費程度の負担だけで独立した事務所スペース（１階２室、２階５室）を提供するというハードウェアの支援策であり、本年10月から始動した当会独自のOJTシステム「指導担当弁護士制度」といわば車の両輪をなすものです。

利用対象者は、即時独立弁護士（司法修習の終了後法律事務所等に所属せずに独立開業する弁護士）等をはじめとする登録３年以内の弁護士であり、実費（月額50,000円）を負担していただくことで、７区画ある個室事務スペースを独立した法律事務所として利用することができます。
　なお、当館は、故花咲美智子氏から当会が遺贈を受けた不動産及び現金を利用しており、故人の遺贈目的である高齢者・障がい者を対象とした支援活動の拠点として、当会の高齢者・障がい者総合支援センター運営委員会による法律相談事業も行われます。

　当館への入居を希望される方は、本年10月31日までに、別添の使用許可申込書、誓約書に必要事項をご記入の上、当会企画課宛（連絡先は下記のとおり）にご提出ください。提出はFAXでも結構です。入居につきましては、書面及び面接の後、厳正な審査を経て決定させていただきます。
　部屋数には限りがありますので、希望者多数の場合にはご期待に添えないことも予想されますが、是非この機会に利用されることをご検討いただきたく、ご案内する次第です。

詳しくは下記リンク先をご参照ください。