How to become a lawyer

このページでは、みなさんが弁護士になるための道のりについて簡単にごしょうかいしています。
弁護士になるための道のりを見ていきましょう。
弁護士・裁判官・検察官になるために必要な知識や考え方を専門に勉強する学校(法科大学院またはロースクールといいます)を卒業するか、
法科大学院に行かずに予備試験という試験に合格するかして司法試験を受験するための資格を得て、司法試験を受けます。
司法試験に合格すると、司法研修所というところで、現職の弁護士・裁判官・検察官の指導のもとで、
実際の裁判などを体験してさらに勉強します(司法修習といいます)。
司法研修所を卒業するにはさらに試験(二回試験などと呼びます)に受からなくてはなりません。
その試験に合格し、司法研修所を卒業したら、 いよいよ弁護士になることができます。

大学

法科大学院

大学で法学を
学んだ

2

大学で法学を
学んでない

3
鉛筆

予備試験

合格すると
法科大学院
修了相当の
資格が
与えられます。

司法試験

法科大学院修了後、または予備試験合格後5年以内に5回まで受験可能。合格すると司法修習。

司法修習(司法研修所)1

弁護士・裁判官・検察官

弁護士になるために必要なこと

弁護士になるためには、司法試験に合格しなければなりません。
司法試験は、法律を使って争いを解決するために必要な、基本的な知識や考え方が身についているかを確認するための試験です。
ですから、司法試験に合格するためには、たくさんの法律や法律が実際に裁判で使われた例(裁判例)を学ぶ必要があります。
なお、よく「弁護士になるために、『六法全書』を暗記する必要がありますか?」などと質問を受けることがあります。
たしかに、司法試験の勉強では、『六法全書』に書かれている法律のうちの代表的な法律のいくつかを勉強する必要がありますが、『六法全書』はあくまで法律の条文が書かれた辞書のようなものですから、もちろん暗記する必要はありませんし、実際、すみずみまで暗記している弁護士はいないと思います。
大切なのは、法律の条文を覚えることではなく、その法律の条文が決めていることを正しく読み解いて、それを使って、争いを解決するための力を養うことです。

弁護士になるための道のり、そのためにどのようなことを勉強しなければいけないかについて、少しは具体的なイメージを持つことができたでしょうか。 弁護士になるためにどのようなことをしたら良いかなど、もっとくわしく知りたい人は、『弁護士Q&A』もあわせて見てみてください。

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