第一話

契約書の作成・確認

新興メーカーの若手社長Aさんは、大口取引先の大手企業から契約書の案を渡されました。 分量も多くて、よく分からない部分もあったのですが、「あの取引先とは関係も良好だし、きちんと商談もしたから大丈夫だろう」と思い、 そのまま契約書に調印しました。

1年後のある日、この取引先から、「価格競争が激しいので、来月から値段を下げてほしい。 下げないのであれば、今月いっぱいで取引を打ち切る」という突然の通告が。 Aさんは取引先の部長に「商談のときに、単価は○○円で、契約期間も5年間って決めたじゃないですか。」と反論しますが、 相手は「契約書に書いてある」と言って、とりつく島もありません。

Aさんが契約書をよく読んでみたら、たしかに相手の言うとおり、代金の改定や契約期間中での取引の打ち切りについて定めた条項がありました。

「来月からいったいどうすればいいんだ…」Aさんは頭を抱えてしまいます…。

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