「ソウル地方弁護士会との交流会」レポート

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更新日:2017年12月08日
中野大仁裁判員センター委員長、高津尚美裁判員センター副委員長による交流会発表の様子
交流会参加者全員での記念撮影
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国際文化会館での記念撮影
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晩餐会での両会会長による記念品交換の様子

第二東京弁護士会とソウル地方弁護士会は、1989年(平成元年)に友好協定を締結し、以降、隔年でお互いの地を訪問しあい、会議や交流会(勉強会)を行うことで関係を深めてまいりました。
本年度(平成29年度)はソウル地方弁護士会が当会を訪れる年であり、11月27日に、ソウル地方弁護士会訪問団(李讚熙会長以下、総勢18名)が第二東京弁護士会に来会されました。
当日、ソウル地方弁護士会訪問団は、午前中に、当会の日下部真治副会長と共に、最高検察庁、最高裁判所を訪問した後、当会役員との午餐会に出席されました。
午餐会は、同訪問団を当会の伊東卓会長を始めとする役員及び当会国際委員会のソウルチームを中心とする弁護士でお出迎えした後、弁護士会館10階の会議室において、当会紹介ビデオ動画を見ながら昼食を取り、引き続き、両会の現状等について意見交換を行う会務座談会として実施されました。
午餐会の後には、引き続き、弁護士会館において、当会仲裁センターとの懇談会(仲裁センターからは、蓑毛誠子前委員長、及び農端康輔嘱託にご協力いただきました)及び当会国際委員会ソウルチームとの実務者協議が並行して実施されました。
実務者協議では、当会・ソウル地方弁護士会の各国際委員会メンバーで、今後の充実した交流や対外的活動の在り方について意見交換が行われるとともに、現在、当会及び台北律師公會で準備を進めている相手地域の弁護士を紹介する制度についても説明しました。
弁護士会館での会議の後、六本木にある国際文化会館に会場を移し、交流会が開催されました。
今年の交流会のテーマは「最近の刑事司法改革の動向」でした。
最初に、ソウル地方弁護士会の許中赫国際委員から被疑者取り調べにおける弁護人の立ち合いや刑事裁判における国民参加裁判制度の実態など、韓国における刑事司法改革と現状に関する報告がありました。
続いて、当会の升味佐江子副会長、一瀬晴雄副会長、椎野秀之刑事弁護委員会副委員長、中野大仁裁判員センター委員長、高津尚美裁判員センター副委員長より、それぞれ、日本における裁判員裁判制度の概要、取り調べ過程の録音録画の現状、検察官証拠の証拠開示制度の拡充、被疑者国選弁護制度の拡充、通信傍受制度の合理化・効率化、司法取引の導入等が報告され、質疑応答の場面では、当初の予定時間を超えるほどに、両国の刑事司法の在り方に関する活発な議論がなされました。
夜には、国際文化会館において、当会主催の晩餐会が開催されました。晩餐会では、両会会長より、日本・韓国の弁護士が交流を継続することの重要性等、貴重なご挨拶を頂戴しました。
乾杯の後は、ソウル地方弁護士会の皆様が、各テーブルに同席した当会会員との会話を楽しんだり、国の登録有形文化財である同会館の庭に出て記念写真を撮るなどして、なごやかに交流が進みました。
以上のように、当会の国際委員会のソウルチームを中心に、当会とソウル地方弁護士会は、着実に連携を強化してきております。
一人でも多くの弁護士が両会の友好関係及びそれに伴う活動に関心を寄せて頂ければ幸いです。

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