第3回 東京で遊ぼう!弁護士と学ぼう!

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更新日:2018年05月11日

 第二東京弁護士会では,法教育の普及・推進に関する委員会と災害対策委員会が共催して,南相馬地区の子ども達を東京に招待し,東京ならではの経験をしてもらいながら,法教育を学んでもらう,一泊二日の企画を行っています。本年で三度目の開催となりました。過去2回は,金曜・土曜の2日間で開催しましたが,本年は南相馬市の小学校の終業式が金曜日にあった関係上,日曜・月曜というスケジュールでの実施となり,過去2回とは行程を一新しての開催となりました。
 2018年3月25日(日),東京のオアシスである代々木公園に,南相馬から,小学校5,6年生男女15名が到着し,開花した桜のもと,法教育及び災害対策委員会の弁護士がお迎えしました。
 1日目。代々木公園では,子ども達の到着後,弁護士と子ども達とが膝を突き合わせておしゃべりをしながらグルメバーガーを一緒に食べました。最初は子ども達も緊張していましたが,弁護士と話しているうちに徐々に緊張がほぐれていったようでした。食後は,野外レクリエーションとして,青空のもと,しっぽとり鬼(青と赤のチームに分かれ,相手方のしっぽをとり,その数を競うというもの)やハンカチ落としをしました。子ども達も活発に走り回り,とても楽しんでくれました。また,弁護士も童心に返り一緒に走り回り,楽しい時間を過ごしました。
 その後宿泊先ホテルの会議室に移動し,法教育の授業を実施しました。本年の授業は,とある学校で飼っていたウサギが逃げてしまい,ウサギを逃した犯人として生徒の「リョウくん」の名前が挙がるのですが,種々の事実からリョウくんが犯人といえるかどうかを検討してもらう,という内容でした。弁護士の一人がリョウくん役になり,子ども達から事情聴取を受ける場面があり,子ども達は,事実を認定するためにどのような事情が必要かを考え,積極的にリョウくんに質問を投げかけていました。各班とも活発な話し合いが行われ,非常に活況を呈した授業となりました。
夕食は,新木場の若洲海浜公園において,子ども達と弁護士が一緒になって,野外でBBQ及びカレー作りをしました。ピーラーで野菜の皮を剥いたり,包丁で野菜やお肉を切ったりして,子ども達も弁護士も,共に楽しんでカレー作りに取り組んでいました。また,炊飯器がないため,ごはんは鍋で炊きましたが,苦戦しながらも,ふっくら美味しいごはんが炊け,自分たちの作ったカレーをかけて舌鼓を打ちました。
 2日目は,全日本空輸株式会社(ANA)の機体整備工場の見学を行いました。まず,説明会場において,ガイドの方から,空港で働くスタッフの説明を聞き,その後,実際の機体整備工場に移動して,整備の現場を見学しました。見学時は,航空機1機が実際に整備を受けている最中であり,子ども達は巨大な機体を目の前で見ることができました。また,整備工場からは,離陸する様々な航空会社の航空機や,逆に着陸後ボーディングブリッジまで移動する航空機を近くで見ることができ,着陸後の航空機のパイロットからは,見学をしている我々に向けてコックピットから手を振ってくれたりと,とても得難い経験ができました。また,子ども達は引率のガイドの方からの説明も熱心に聞き,とても楽しく見学に参加していました。
 本年も,第二東京弁護士会として,外で十分に遊べない被災地の子ども達にたくさんの楽しい思い出を作ってもらうことができ,主催者一同安堵しました。引き続き,子ども達が法教育を学べる企画を続けていきたいと考えております。

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