ソウルを訪問しました(第29回二弁・ソウル地方弁護士会交流会)

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更新日:2019年03月08日
両会参加者の記念撮影(ソウル地方弁護士会会館前)

第二東京弁護士会とソウル地方弁護士会は、1989年に友好協定を締結し、以降、隔年でお互いの地を訪問しあい、会議や交流会(勉強会)を行うことで関係を深めてまいりました。
本年度は、当会がソウル地方弁護士会を訪問する年であり、2018年10月29日から30日にかけて当会の笠井直人会長を始めとする役員及び当会国際委員会のソウルチームを中心とする弁護士(総勢18名)がソウルを訪問しました。

ソウル地方弁護士会訪問・第29回定期交流会開催

交流会では、ソウル地方弁護士会の李讚熙(イ・チャンヒ)会長(2019年に、大韓弁護士協会会長に就任されることになりました。)の挨拶、当会の笠井会長からの挨拶、記念品の交換に続き、両弁護士会のスピーカーにより裁判のIT化に関する発表が行われました。

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笠井直人二弁会長(右)と李讚熙ソウル地方弁護士会会長

最初に、ソウル地方弁護士会の宋永旭(ソン・ヨンウク)国際委員会日本小委員会委員長から「大韓民国における裁判のIT化」というテーマで、IT化の推進状況、電子訴訟における書面の提出・閲覧方法等に関する報告がありました。
続いて、当会の日下部真治国際委員会委員より、「日本における民事裁判手続のIT化の現状と課題」というテーマで、IT化に向けた最近の動き、想定されているIT化の特徴やその課題に関する報告がありました。
質疑応答の場面では、当会側、ソウル側からそれぞれ数多くの質問が飛び出し、このテーマへの両国の強い関心が表れておりました。

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交流会での発表の様子
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両会参加者の記念撮影(交流会会場)

懇親会

交流会の後は漢江に浮かぶ人工島「セビッソム」にあるレストランで晩餐会が行われ、なごやかな雰囲気の中で両会の友好を深めることができました。また、同じレストランで二次会もとり行われました。

ソウル中央地方裁判所訪問

30日の午前中には、ソウル中央地方裁判所を訪問しました。裁判手続の電子化が進んでいる韓国の裁判所において、電子訴訟システムが設置された法廷を見学し、さらに実際の民事訴訟の期日を傍聴できたことは、電子化された法廷の具体的なイメージをつかむ貴重な機会となりました。
また、法廷の外側には、当日の法廷スケジュールが電子パネルで表示され、各事件について「開廷中」「待機中」といった表示もタイムリーに掲載されておりました。日本と異なり、プライバシー保護のために当事者名の一部が伏せられていたことも特徴的でありました。

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二弁参加者の記念撮影(ソウル中央地方裁判所前)
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裁判官席からみた電子法廷内部(ソウル中央地方裁判所)

大法院電算情報センター見学

午後には、電子訴訟、家族関係登録や登記システムの管理等を行っている電算情報センターを見学しました。会議室において、センターの概要や電子化の歴史、電子訴訟に利用状況等の説明を受けた後、システム管理室の一部を見学しました。電子化を支える重要施設の見学はとても興味深いものでした。
また、建物1階の電子訴訟体験スペースでは、日本語で翻訳された解説付きで、電子訴訟システムについて、交通事故の事案をベースに、どのように電子訴訟を利用するのか体験することができました。
長年培ってきたソウル地方弁護士会との関係を大切にしつつ、今後も当会は、国際委員会内にあるソウルチームを中心に両会の関係強化を図っていきたいと思います。また、一人でも多くの弁護士が両会の友好関係及びそれに伴う活動に関心を寄せて頂ければ幸いです。

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電子化に関する説明風景(大法院電算情報センター会議室)
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電算情報センターシステム管理室の見学
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当会笠井直人会長による訪問記念記帳(電算情報センター)
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電算情報センター訪問記念記帳
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