会長挨拶(2016年8月)

第二東京弁護士会会長 早稲田 祐美子
2016年(平成28年)8月

aisatsu201604.jpg  本年4月の会長就任から4か月が経過し、任期の3分の1が過ぎました。
 4月に起こった熊本地震については、被災にあった皆さまに心からお見舞い申し上げます。 私たち第二東京弁護士会としても、日本弁護士連合会を通じて電話法律相談等被災地への法的支援活動を行うとともに、被災地弁護士会へ援助金・義捐金を送金させていただきました。 さらに、近い将来、大地震が起こり得るといわれている、東京にある弁護士会として、BCP(事業継続計画)等大災害に備えておくことの重要性を再認識いたしました。
 6月1日に会期が終了した通常国会では、総合法律支援法の改正、刑事訴訟法の改正、児童福祉法の改正、消費者契約法及び特定商取引法の改正、対ヘイトスピーチ法の成立等、 市民の皆さまにも私たち弁護士にも影響を与える法律改正及び法律の成立が相次ぎました。総合法律支援法の改正では、高齢者・障がい者、DV被害者等の法テラスでの法律相談が拡大しました。 また、消費者契約法及び特定商取引法の改正では、高齢者等の消費者被害の拡大を防ぐための方策等が追加されました。 さらに、児童福祉法の改正によって、児童虐待等の問題に速やかに対応するため、児童相談所に弁護士の配置又はこれに準じる措置が取られることになりました。 これらの法改正はまだまだ十分ではないかもしれませんが、引き続き、市民にとって身近で使いやすい司法を実現するために、努力していく所存です。
 7月10日に行われた参議院選挙は、選挙権が18歳に引き下げられてはじめての選挙でした。 全国で18歳・19歳の240万人が新たに有権者となったといわれています。選挙権を得ることによって、改めて、政治を身近に感じ、民主主義について考える機会になったのではないかと思います。 私たち第二東京弁護士会も、未来を担う子供たちが法的なものの考え方を身に着けるように、出前授業、ジュニアロースクール、会館見学等を通じて積極的に法教育を行っています。
 今後とも、法の支配が社会のすみずみまで実現するよう、市民の皆さまの身近な弁護士会として活動し行きたいと思っておりますので、ぜひご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

過去の会長挨拶