両性の平等に関する委員会

 アンケートのお願い
 
「妻は家を守るべき」「夫は一家の長である」「男なんだから細かいことを言うな」などと言われたことはありませんか?
第二東京弁護士会 両性の平等に関する委員会

1 ジェンダーバイアスとは?
     「ジェンダー」とは、社会的、文化的な性差のことで、生物学的性差である「SEX」とは区別された概念です。「ジェンダーバイアス」とは、ジェンダーに基づく差別で、夫は一家の長であるとか妻は家を守るべき、といった社会でつくられた男女の役割分担に対する固定的観念や、偏見による差別がこれにあたります。このような固定観念や偏見は、私たちの社会の中に根深く残っています。残念ながら、多くの人たちは、このような考え方が、誤った固定観念や偏見に基づくものだと気がついていません。
     例えば、「浮気は男の甲斐性だ」「ご主人も会社でつらい事があるのだから、家での暴力も少しは我慢したら」「長男が家を継ぐべきだ」「家事や子育ては妻の役割」などといった発言はジェンダーバイアスに基づくものと言えます。また、女性に不利益な発言のみならず、男性であるがゆえに「稼ぐのは当たり前」「細かいことを言うな」といったものもジェンダーバイアスに基づいた発言です。
2 司法におけるジェンダーバイアスとは?
     裁判や調停では、離婚、浮気、レイプ、セクハラ、遺産分割事件等において、「ジェンダー」に対する考え方がその判決や調停の結果を大きく左右する場合があります。その場合、裁判官、検察官、弁護士、調停委員、調査官等の司法関係者に「男性は、女性は、こうあるべき」という「ジェンダーバイアス」があれば、判決や調停の結果がゆがんだものになるとともに、司法の場で人権侵害がなされることになってしまいます。裁判や調停に入る前の弁護士による法律相談の場でも、同様の問題があります。
     このような状況を、私たちは、司法におけるジェンダーバイアスの問題と考え、法曹関係者のジェンダーバイアスを除去するため、研修制度の整備等の改革が急務です。そのためには、現実の裁判、調停または法律相談の場でどのようなジェンダーバイアスがあるかの事例を集め、これを示した上で司法改革の一環として施策を訴えていく必要があります。
3 アンケートにご協力を!
     当委員会では、裁判、調停または法律相談の場面で、ジェンダーバイアスによる発言や行動、ジェンダーバイアスに基づいた判決、審判や調停がなされた実例があるかにつき、アンケート形式で市民の皆様からの情報を収集しています。皆さんの声がジェンダー・フリーな司法を実現する礎となります。ぜひともご協力お願いします。

ご回答は、次へ 進んでください。宜しくお願いいたします。


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