解決事件の例
仲裁センターでは実際にどのような事件が解決しているのですか?
A1.
いくつか例を紹介します。
- 建物の持ち主が店舗を改造するため借家人(そこで商売を営む)は一時仮店舗へ移らなくてはならない。その間の売上減少の補償を求めた事件。あっせん人が店舗を実際に見分し、補償率を算定して解決。
- 当事者双方が共有する私道部分を車で通行することを求める事件。感情的しこりの強い事件であったが、当事者同席で話し合ってもらい、解決。
- 夫の不倫に端を発した夫婦関係を調整する案件。きめこまかな和解条件を決めて解決。
- 建築(工事代金支払)に関する紛争。一級建築士を助言者に起用して、専門的な調査を行ない、解決。
- 子供の連れていた犬がいっしょに遊んでいた子供をかんで大怪我をさせた事件。双方にとって不幸な事故だったが、あっせん人から将来をにらんで治療費を双方分担する解決を提案し、双方共納得して解決。
- 金銭、財産関係を含む複雑な肉親間対立の事件。一つ一つゆっくり、細かく聴きながらほぐして行き、複雑な肉親の対立を解消。
- 著作権のからむ事件。企業秘密に配慮しながら、柔軟に解決。
- 離婚をめぐる紛争案件。子供との面接交渉の問題など、複雑かつセンシティブな問題を、家裁調査官OBを助言者に起用して解決。
- 登山中の滑落事故をめぐる損害賠償の紛争。滑落の際に下を登山していた登山者に接触したかどうかが争点。仲裁人の一人は現場の山にも出かけ、入念な証人尋問も行なって解決。