講演と映画の集い

2007/08/23

夜間中学を通して教育や学校の在り方を考える

 東京弁護士会・第一東京弁護士会・第二東京弁護士会では、東京都内の夜間中学の現状を知り、教育・学校の在り方を考える集いを企画いたしました。
 日弁連は、昨年8月10日、経済的理由等で義務教育を受けられなかった人が通える公立夜間中学の設置を促進するため、国が地方自治体を指導するよう求める意見書をとりまとめ、内閣総理大臣等に提出しました(「学齢期に修学することのできなかった人々の教育を受ける権利の保障に関する意見書」)。
 公立夜間中学は現在8都府県に35校、うち東京都内には8校が存在しています。
 山田洋次監督の映画「学校」でも知られるこの夜間中学には、高齢者の義務教育未履修者、障がいのため就学が免除されていた人、中国帰国者、在日コリアン、ニューカマーの外国人、不登校の生徒、難民等、様々な生徒が通学しています。また、地域によっては公立夜間中学がなく、自主夜間中学を20年以上実施しているところもあります。
 現場の先生や生徒からお話を伺い、あわせて、全国各地で好評を博しているドキュメンタリー映画「こんばんは」を上映いたします。興味・関心をお持ちの会員の方は、ぜひご参加ください。

【日 時】
平成19年8月23日(木)午後6時〜8時半
【場 所】
弁護士会館5階 502会議室A〜D
【講 演】
「夜間中学及びそこに通う生徒らの教育に関する現状と課題」
関本 保孝 先生(世田谷区立三宿中学校夜間学級教諭)
【映 画】
「こんばんは」上映
【対 象】
弁護士・一般市民
【予 約】
ご希望の方は、お電話にてご連絡ください
【参加費】
無料
【主 催】
東京弁護士会・第一東京弁護士会・第二東京弁護士会
【問い合わせ先】
東京弁護士会事務局 人権課 鈴木  TEL:03-3581-2205 FAX:03-3581-0865

もどる