林修先生 「伝わる」言葉と「伝える」言葉 二弁研修会報告

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更新日:2016年03月09日

ついに、法教育委員会2年越しの大企画『林修先生の「伝わる」言葉と「伝える」言葉』が実現しました!!
法教育委員会では、主に小学生から高校生を対象にした出前授業を行っていますが、子どもたちが目を輝かせて話に聞き入るような授業、自分で考えたことを次々に発表し討論しあえるような授業を実現するのは容易なことではありません。「理想の授業を目指して日々試行錯誤している弁護士たちのために」とご講演を快諾してくださった林修先生に最大の歓迎の意を表し、当日は弁護士有志が手作り感あふれる会場の装飾・展示を行いました。
そして、去る1月6日、林修先生が、地方でのご講演後、その足で弁護士会館まで飛んできてくださいました。弁護士対象の講演は林修先生も初めてとのことでしたが、あっというまに弁護士が笑う「ツボ」を探り当て、聴衆をぐいぐい引き込んでいく話術は圧巻でした。現代文講師らしい日本人論や「ウチとソト」の意識といった話に加え、三角数やファッション論、親子関係まで幅広いエピソードを織り交ぜて、コミュニケーションについて熱く語ってくださいました。テレビで拝見しているそのままの飾らないお人柄のイメージは維持しながら、テレビよりもストレートな発言で、聴く人の期待を適度に裏切る、その絶妙なバランス感覚にも感嘆しました。
林先生のお話を伺っていると、だんだん、自分のことが見透かされているような気がしてきます。「私がこう言えば、あなたはこう思うよね?」ということが完全にバレている感覚になるのです。それが決して嫌な感覚ではなく、むしろ心地よいのが不思議です。そして、この濃密な1時間半のために、林先生がその何倍、いや何十倍もの時間をかけて徹底的に準備されたことが窺われ、そのプロ意識の高さには本当に頭が下がる思いでした。
受講者アンケートでも、「学ぶことが多く、圧倒された」、「さすが教育者と感服した」、「近年まれに見る役立つ内容」、「今までで一番良い講演だった」等、林修先生への賛辞の声があふれていました。
林修先生、ありがとうございました!!!

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