（3/11）シンポジウム「映画を観て考える『死刑廃止と世論』」
当会は昨年度，「死刑制度の廃止を求める決議」を採択し，当会として積極的に死刑廃止を推進することを表明していますが，政府が死刑制度を存置する理由として第一に掲げるのは「国民世論」であり，世論との関係は死刑廃止を推進するうえでの大きな課題です。そこで，当会として死刑廃止を推進するための具体的な取組みの第一歩としては，「世論」をテーマとすることがふさわしいと考えます。
本シンポジウムの前半では，判例時報の連載「死刑制度論のいま―基礎理論と情勢の多角的再考（6）」として「死刑制度論における世論の意義」を執筆した本庄武教授(一橋大学)による講演を行い，後半では，死刑制度の存廃に対する市民の態度につき審議型意識調査を通して描いたドキュメンタリー映画「望むのは死刑ですか」の上映，及び上記ドキュメンタリー映画を企画し，審議型意識調査を実施した佐藤舞准教授(モナッシュ大学 エレオス・ジャスティス研究所所長)よりコメントをいただいた後，本庄教授・佐藤准教授との質疑応答を行います。
ぜひ奮ってご参加ください。
日時
2022年（令和4年）3月11日（金）18時00分～20時00分
会場
Zoomを使用したオンラインシンポジウム ※参加費無料
基調講演
- 講師：本庄武氏（一橋大学法学研究科教授）
上映映画
- ドキュメンタリー映画「望むのは死刑ですか」(2015年,短縮版29分)
- 講 師：佐藤舞氏（モナッシュ大学准教授, エレオス・ジャスティス研究所所長
参加方法
下記URLから事前登録のうえ，参加してください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_50www9eiSRyvCcytYfsG6w
※申込期限：2022年3月7日（月）
※配布資料がある場合，上記で登録いただいたメールアドレス宛に開催前日迄にお送りいたします。
主催
第二東京弁護士会死刑制度検討連絡協議会
共催（予定）
モナッシュ大学エレオス・ジャスティス研究所
日本弁護士連合会・東京弁護士会・第一東京弁護士会
上映協力
特定非営利活動法人 CrimeInfo
問合せ先
第二東京弁護士会 人権課 TEL：03-3581-2257
