(10/20)公開セミナー「私が見た死刑執行-元刑務官・野口善國弁護士が経験したこと-」
当会は2020年度、「死刑制度の廃止を求める決議」を採択し、当会として積極的に死刑廃止を推進することを表明し、広く市民の皆さんに、死刑制度をめぐる問題について考える機会を提供するよう努めています。
本年度は、刑務官として死刑の執行に立会った経験を持つ、野口善國弁護士(兵庫県弁護士会)のお話を伺い、死刑について考えます。
現在の日本では、死刑の執行は当日の朝、突然、死刑確定者本人に告知され、近親者や弁護人も、執行が行われた後に初めて事実を知らされます。また、後日、死刑執行の具体的状況を知ろうとしても、行政文書に記録された情報は非開示とされ、秘匿されています。
しかし、1970年代半ばまでの実務は違っていました。1970年代初頭、東京拘置所に副看守長として勤務していた野口弁護士は、前日に死刑執行を告知されたある死刑確定者の処遇に関わり、その死刑執行に立会いました。野口弁護士の経験を聴くことにより、死刑を執行するということ、ひいては死刑制度そのものについて、考える契機にしたいと思います。
ぜひ奮ってご参加ください。
日時
2023年(令和5年)10月20日(金)18時00分~20時00分
場所
弁護士会館10階1003号会議室またはZoomウェビナーによる配信 ※参加費無料
講師
野口善國弁護士(兵庫県弁護士会)
参加方法
※申込期限:2023年10月18日(水)
参加を希望する場合は、以下 URL から事前登録のうえ参加してください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_5mTCeJ9GRkiG40bpwlQI7Q
※配布資料がある場合、Zoom参加者には、上記で登録いただいたメールアドレス宛に開催前日迄にお送りいたします。
※弁護士会館での参加者には、資料は当日配布いたします。
主催
第二東京弁護士会死刑制度検討連絡協議会
共催(予定)
日本弁護士連合会・東京弁護士会・第一東京弁護士会
技術協力
特定非営利活動法人 CrimeInfo
問合せ先
第二東京弁護士会 人権課 TEL:03-3581-2257