（5/25）四会憲法記念シンポジウム　「軍事化とジェンダー～戦争・軍隊における性～」

現在、我が国では、軍備拡張とともに軍事主義的な価値観が徐々に社会に浸透していく「軍事化」が進んでおり、そこには「ジェンダー」の問題が深く関わっています。世界的に、軍事化とジェンダーの関係は、「男性優位」という組織上の問題にとどまらず、「女性や子どものような脆弱な人々を保護する」という家父長制的なジェンダー観によって、「軍事化」は正当化されている側面もあります。そして、戦争によって真っ先に犠牲となるのは、その脆弱な人々であることはウクライナやパレスチナの事態が示すとおりです。軍隊による性暴力や、女性蔑視（ミソジニー）と同性愛嫌悪からくる軍隊内ハラスメントの問題もあります。

我が国の自衛隊、あるいは世界の軍隊では今何が起こっており、それにジェンダーはどのように関わっているのか。平和主義、個人の尊重等を基本原理とする我が国憲法をそこでどう活かすべきか。本シンポジウムでは、我が国のジェンダー研究・軍隊研究をリードする社会学者、ジェンダー研究者、憲法学者、ジャーナリストを交え、ジェンダーという視座から、現代の戦争・軍隊、そして「軍事化」という事態を多角的に検討します。
※どなたでもご参加いただけます。参加費無料。
※会場参加を希望される方は、事前申込が必要です。

日時・開催場所

2024年5月25日（土）午後1時から午後4時30分（予定）
※開場 12時30分予定
弁護士会館2階講堂クレオ（東京都千代田区霞が関1-1-3）

開催方法

ハイブリッド方式（Zoomウェビナー・弁護士会館クレオ講堂）

参加方法

オンライン参加

※500名
当日、本シンポジウム案内ページに掲載する参加用URL
https://www.toben.or.jp/know/iinkai/kenpou/event/2024525.html よりアクセスし、ご参加ください。
また、当日の資料も掲載いたしますので、お手元に準備の上、ご視聴ください。

会場参加

弁護士会館クレオ講堂 （東京都千代田区霞が関1-1-3）
※先着・要事前申込制 5月21日（火）申込締切
https://ws.formzu.net/fgen/S885321387/から、事前申込をしてください。

内容

◆第1部　基調講演・現場レポート

講師
佐藤　文香さん（社会学　一橋大学大学院教授）

報告者
武井由起子さん（弁護士　自衛隊セクハラ国賠訴訟弁護団）

第2部　パネルディスカッション

パネリスト
佐藤　文香さん（社会学　一橋大学大学院教授）
青井　未帆さん（憲法学　学習院大学大学院教授）
秋林こずえさん（ジェンダー研究　同志社大学大学院教授）
堀　潤さん（ジャーナリスト　キャスター）

コーディネーター
伊藤　真さん（弁護士　日弁連憲法問題対策本部副本部長・東京弁護士会憲法問題対策センター委員）

主催

日本弁護士連合会　東京弁護士会　第一東京弁護士会　第二東京弁護士会

問い合わせ先

東京弁護士会　人権課　TEL:03-3581-2205

シンポジウムチラシ（PDF）