（10/25）公開セミナー「なぜ、死刑執行は秘密なのか？-死刑執行情報公開請求事件弁護団からの報告-」
当会は2020年度、「死刑制度の廃止を求める決議」を採択し、当会として積極的に死刑廃止を推進することを表明し、広く市民の皆さんに、死刑制度をめぐる問題について考える機会を提供するよう努めています。
本年度は、大阪弁護士会会員であり、死刑執行にかかる文書の情報公開請求事件の訴訟代理人である江村智禎弁護士によるセミナーを開催し、死刑執行に関する情報の公開について考えます。
法務省は2007年10月以降、死刑執行を受けた死刑確定者の氏名、生年月日、犯罪事実及び執行場所の情報を死刑執行後に公開していますが、その他の情報は公開していません。
この点について、日本は2023年の国連人権理事会の普遍的定期的審査（UPR）で、「秘密処刑（secret executions）をやめよ」との勧告を受けています。
2024年1月、死刑執行に関する情報公開請求に対して、文書の大部分を不開示(墨塗り) とした決定の取り消しを求める訴訟が大阪地方裁判所に提起されました。弁護団の事務局を務めるのは、2005 年、みずから原告の一人として死刑執行情報の公開を求め提訴した経験を持つ、江村智禎弁護士。
なぜ、日本の死刑執行情報は隠されたままなのか？江村弁護士のお話を通して、考えたいと思います。
ぜひ奮ってご参加ください。
日時
2024年（令和6年）10月25日（金）18時00分～20時00分
場所
弁護士会館10階1003号会議室またはZoomウェビナーによる配信 ※参加費無料
講師
江村智禎弁護士（大阪弁護士会）
参加方法
※申込期限：2024年10月23日（水）
参加を希望する場合は、以下 URL から事前登録のうえ参加してください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_gxR6udpdRUicDkXwf0LIGA
※配布資料がある場合、Zoom参加者には、上記で登録いただいたメールアドレス宛に開催前日迄にお送りいたします。
※弁護士会館での参加者には、資料は当日配布いたします。
主催
第二東京弁護士会死刑制度検討連絡協議会
共催（予定）
日本弁護士連合会・東京弁護士会・第一東京弁護士会
技術協力
特定非営利活動法人 CrimeInfo
問合せ先
第二東京弁護士会 人権課 TEL：03-3581-2257
