イベント

シンポジウム「理念と事例から考える公益通報者保護法改正~インテグリティに基づく声をあげる文化と健全な通報制度の構築・運用~」開催のお知らせ

LINEで送る
更新日:2024年12月20日
開催日:2025年02月17日

公益通報者保護法については、令和2年、公益通報者保護制度の実効性を高めるため一定の改正が行われました(令和4年6月施行)。但し、積み残しとなった論点もあり、施行後3年をめどに法の施行状況を勘案して、必要な措置を講ずることとされています。改正法施行後も企業等の不祥事は後を絶ちません。そのようなケースには通報対応に不備が見られる案件も多くあり、公益通報者保護制度の更なる充実が強く求められています。
そこで、本シンポジウムでは、公益通報者保護制度検討会の報告書を概観し、基調講演で海外の法制度や様々な通報事例をもとに理解を深めつつ、パネルディスカッションで、経営者が関与する不正、長年に渡り発覚しなかった不正など、通報制度が機能しなかった事案を念頭に、事業者の体制整備の現状、通報者保護の現実、声をあげられる企業風土を考え、内部統制・コーポレートガバナンスの一要素としての通報制度を更に実効性あるものにするための検討を加えます。様々な立場から通報制度に関わる皆様のご参加をお待ちしております。

日時

2025年2月17日(月)18:00~20:00

場所

Zoom配信 ※録音・録画禁止

内容

【第1部】18:00~18:15公益通報者保護検討会最終報告書解説

報告者:志水 芙美代 氏(東京弁護士会会員、公益通報者保護制度検討会委員)

【第2部】118:15~19:00 基調講演

「情報の伝え手を撃たない!日米英...ホイッスルブロワー保護法制の歴史と理念を振り返る」
講師:奥山 俊宏 氏(上智大学教授(新聞学科)、元朝日新聞編集委員)

【第3部】119:00~19:50パネルディスカッション「改正公益通報者保護法の問題点」

パネリスト:
・奥山 俊宏 氏(上智大学教授(新聞学科)、元朝日新聞編集委員)
・竹内 朗 氏(東京弁護士会会員・公認不正検査士)
・志水 芙美代 氏(東京弁護士会会員、公益通報者保護制度検討会委員)
コーディネーター:
・樋口 千鶴 氏(東京三弁護士会公益通報者保護協議会委員・公認不正検査士)

対象

弁護士、企業法務関係者、市民、行政関係者、研究者等

参加費

無料

申込み

Zoom登録のため、事前申込みが必要です。
下記リンクまたは二次元コードからお申込みください。

https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_jgoHlhokQ5urx47mKQRYgA

※申込先着順(450人程度)のため,上限人数到達によりご視聴頂けない場合がございます。

※申込みを受け付けた方のうち、2025年2月12日(水)までにお申し込み頂いた方については、事前に、申込時にご登録頂いたメールアドレスに宛てにメールを送信する方法により、資料を配布いたします。

シンポジウムチラシ(PDF)

お問い合わせ

担当委員会 東京三弁護士会公益通報者保護協議会
東京弁護士会 法律相談課 TEL:03-3581-2206