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(10/9)戦後80年企画(人権大会プレシンポジウム) 「憲法と歴史の対話 ~戦後100年をめざす~」

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更新日:2025年08月04日
開催日:2025年10月09日

1945年の敗戦を経て、日本は戦後80年を迎えました。

日本国憲法は、先の大戦での悲惨な体験を踏まえた戦争に対する深い反省から制定され、平和への強い決意と共に、「個人の尊厳」を中核として、戦後の平和と人々の自由及び人権を支えてきました。
他方、権力の暴走から人々の権利・自由を守るとする憲法の役割(立憲主義)からすれば、憲法は常に、政治権力との緊張関係に立っています。
とりわけ、この十数年間は、違憲との強い批判の中での集団的自衛権行使容認の閣議決定、翌年の安保法制の成立、さらに安保三文書の閣議決定により「安保政策の大転換」として抑止力一辺倒の防衛費拡大政策が次々に進行し、また軍事研究の是非を背景とする学術会議問題を廻っては、政治による学問への介入が問題となるなど、戦後守られてきた自由と平和が脅かされる事態が進行しています。
本シンポジウムでは、戦争がなぜ引き起こされてきたかをテーマに様々研究され、最近では安保三文書を戦前の歴史との類似性から読み解かれている歴史学者の加藤陽子東大教授、戦前の天皇機関説事件なども研究テーマとされ、最近は「芦部信喜の八月革命」(有斐閣「芦部憲法学」所収)により憲法制定過程を論じられている憲法学者の西村裕一慶應大学教授をお迎えしました。戦前の歴史との類似性が指摘される今、「戦後」を続けるために、どのように考え何をなすべきか、歴史の教訓に学び、戦後憲法の成り立ちと役割を再認識する機会にしたいと考えます。
どうぞ奮ってご参加ください。

シンポジウムチラシ(PDF)

日時・開催場所

2025年10月9日(木)18:00~20:00
弁護士会館10 階1003 号室(東京都千代田区霞が関1-1-3)

開催方法

弁護士会館(1003号室)及びZoomウェビナー等を利用したオンラインの併用(会館の開場は17時の予定)

参加対象

どなたでもご参加いただけます。参加費無料

登壇者

加藤 陽子 さん(東京大学大学院人文社会系研究科教授)
西村 裕一 さん(慶應義塾大学法務研究科教授)

定員

1003号室80名(先着・事前申込制)

申込方法

※会館でご参加の方は、下記から事前申し込みのうえご参加ください。
 申込期限2025年10月2日(木) 
 https://forms.gle/JstB5hQaWk3tsKXi8
 kaikanqr.jpg
※ウェビナーでご参加の方は、当日(10/9)以下からご参加ください
 https://us06web.zoom.us/j/83471046431
 Zoom.jpg

式次第
講師略歴
(1)加藤陽子さんレジュメ
(2)西村裕一さんレジュメ

主催

第二東京弁護士会 憲法問題検討委員会

共催

日本弁護士連合会 関東弁護士会連合会 東京弁護士会 第一東京弁護士会(予定)

お問い合せ

第二東京弁護士会 人権課 TEL:03-3581-2257

※Zoom ウェビナーについて(オンラインで参加される方へ)
本シンポジウムは、Zoom ウェビナーを用いたハイブリッド開催となります。
Zoom ウェビナーへの参加にあたりZoom 上でお名前とメールアドレスの入力が必要です。
配信内容の撮影・録画・録音は禁止です。
当日、何らかの理由で通信が中断し復旧困難となった場合には、やむを得ずシンポジウムを中止する可能性があります(目安として10 分以上配信不能となった場合)。
視聴者(参加者)のPC 環境・通信状況等の不具合について、当会では責任を負わず、Zoomの利用方法等についてのサポート対応等も行いかねますので、あらかじめご了承ください。

シンポジウムへのご参加に必要な環境
パソコン、タブレット、スマートフォンなど、インターネット接続のできる機材
インターネットをご利用いただける環境(安定した通信環境で接続してください。スマートフォンはWi-Fi に接続してご利用ください。通信料は参加者の方のご負担となります。)
参加を希望される機材でZoomのインストール(Zoomインストール)をお願いいたします。
イベント前日までに、右記URLミーティングテスト)からZoom の利用が可能であるかテストしていただくことを推奨します。
Zoom については、Zoom サービス規約(サービス規約)の内容をご確認いただき、同意の上でご利用ください。