お知らせ
実在の法律事務所や弁護士名を騙った不審な連絡にご注意ください
更新日:2024年12月24日
近時、仮想通貨詐欺や国際ロマンス詐欺等の被害に遭われた方々に対して、実在する法律事務所や弁護士(場合によっては、そのスタッフや関係者)を名乗る人物から連絡があったという事例が当会に数多くよせられています。
しかし、被害者が弁護士に相談する前に、弁護士の側から詐欺被害に遭った方々に対して連絡をとることはありません(特別な事情がある場合は除きます。)ので、騙されないようにご注意ください。
当会によせられた情報によれば、弁護士を名乗る人物から「詐欺グループが捕まったので被害金の返金手続ができる。」という連絡があり、「そのために必要であるから」と説明されて、一定の金額の支払を要求されたり、被害金の送金のための連絡手段として匿名性の高いSNSでの連絡を要求されたりするようです。
中には、実在する弁護士の顔画像を無断で使用した詐欺サイトを開設し、詐欺被害を回復するかのような活動をしている法律事務所を装い、相談者や被害者を募集するケースも確認されています。
このような弁護士に成りすました詐欺グループによる更なる被害に遭わないように、弁護士を名乗る人物から連絡を受けて詐欺被害の回復を依頼する際には、その人物の弁護士である資格を十分に確認する必要があります。
日本弁護士連合会には、弁護士情報検索のページ(下記に掲載)がありますので、同ページを利用して、依頼しようとする弁護士が実在しているか、実在しているとしても電話番号等の連絡先が一致しているかなどをご確認ください。
https://member.nichibenren.or.jp/general_search

