イベントレポート

11/6「医療的ケア児就園就学などホットライン」実施報告

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更新日:2020年11月20日

たんの吸引などの医療的ケアを必要とするお子さんが、保育園や幼稚園に入れない、希望する学校に入れない、などの困難に直面しています。
第二東京弁護士会では、こうした問題に対応するため、2018年より毎年「医療的ケア児就園就学などホットライン」を実施しています。

本年11月6日は第3回目のホットラインを実施し、計22件の相談が寄せられました。
保育園に入れない(就園拒否)、学校で医療的ケアを受けられず保護者が付き添わなければならない(合理的配慮の拒否)などという深刻な相談が多く寄せられました(相談件数は一部重複があるため、全体件数と各項目件数が不一致となっています)。

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これまでのホットラインでも同様の相談が寄せられており、医療的ケア児の地域生活に多くの壁が立ちはだかっていることが分かります。

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医療的ケアや障害を理由として就園就学を拒否することは、障がい児に対する差別に該当する可能性があります(障害者差別解消法7条1項(行政機関等の場合)、8条1項(民間事業者の場合))。また、必要な医療的ケアを行わずに保護者の付添いを求めるなどすることは、合理的配慮の拒否に該当することがあります(障害者差別解消法7条2項(行政機関等の場合)、8条2項(民間事業者の場合))。
ですので、不当な扱いを受けたと感じたときには、差別をしないことや、合理的配慮を提供することを、はっきりと求めましょう。保育園や幼稚園の就園に関しては、申込みをする前に「難しい」と言われてしまうことも多いですが、ともかくまずは申込みをしましょう。
第二東京弁護士会では、今後も医療的ケア児の育ちと学びのために取り組んでいきますので、困ったときには早めにご相談ください。

キッズひまわりホットライン ~子どもの悩みごと相談~

電話相談(相談無料)
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場所:第二東京弁護士会 東京都千代田区霞が関1-1-3

ゆとり~な(高齢者・障がい者総合支援センター)

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面接相談(要予約)
相談日:毎週木曜日(祝日を除く)午後1時~4時まで
※前日の午後5時までにご予約ください。
相談料:1時間 10,000円(税別)
予約・お問い合わせ電話番号:03-3581-2250
場所:第二東京弁護士会 東京都千代田区霞が関1-1-3 弁護士会館9階(受付)
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