「オンライン憲法クイズラリー」レポート

2021年3月29日の14時より、オンラインによる「憲法クイズラリー」を実施しました。
例年、この企画は、市民の皆さんに実際に弁護士会館に集まっていただき、弁護士会館や裁判所の見学、刑事裁判の傍聴等をしながらクイズを解いて、憲法を知っていただくという内容で実施していますが、新型コロナウイルス感染予防のため、オンラインにより実施しました。

東京だけでなく、遠方からの参加者も含めて、合計72名の方にご参加いただきました。オンラインでも、参加者の皆さんとコミュニケーションをとるために、弁護士から質問をしたり、参加者からのご質問を受けたりしました。参加者の皆さんからは、憲法はもちろん、弁護士の仕事や、弁護士会の役割等に関するご質問も多数いただき、参加者と弁護士が一体となって進めることができました。

最初に憲法の「導入解説」を受けた後、多くの写真・動画やガイドを視聴しながら、「弁護士会館」を出発し、「東京地方・高等裁判所」→「最高裁判所」→「国会議事堂」→「法務省赤れんが棟」→「検察庁」→「東京家庭裁判所」というルートで進み、途中、各弁護士から、弁護士の仕事、民事裁判、民事調停、刑事裁判、国会の役割、家事事件、検察庁の役割等についての説明も交え、全10問のクイズに挑戦していただきました。

参加者の皆さんからいただいたアンケートの内容を一部ご紹介させていただきます。

参加者の声

• ひとつひとつ丁寧に解説いただき理解が深まった。
• 憲法の条文を見ながら理解できたので分かりやすかった。
• 難しい用語もあったが、解説を伺って学校で学んだことをより深く学ぶことができた。
• 以前よりも憲法に興味がわいた。貴重な経験になった。
• 興味深かった。特に第９条は知らなかったので勉強になった。
• 親子で参加できる会が少ない中、オンライン開催なので安心して参加できた。
• 写真や動画を見てまわるのが楽しかった。
• 地理を知らなかったが、今日のルートを歩いてみたい。
• 地方からもオンライン参加をすることができた。また参加したい。
• 今度は、実際に裁判所に行ってお話を伺ってみたい。楽しかった。

今年度も、憲法クイズラリーの実施を予定しています。
たくさんの弁護士と一緒に、各所の見学やクイズを通して「憲法を知る」ことができる楽しい企画ですので、多くの皆さんのご参加をお待ちしています。