イベントレポート

シンガポール弁護士会との交流会レポート

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更新日:2021年07月21日
金塚委員長(当時)による挨拶

第二東京弁護士会とシンガポール弁護士会は、2015年に友好協定を締結して以降、相互理解と親睦を深めて参りました。コロナ禍で対面での交流が困難な中、このたびオンライン懇親会を企画し、2021年2月26日に実施しました。当会からは2020年度の国際委員会の金塚彩乃委員長を始めとする、国際委員会メンバー18名が参加し、シンガポール弁護士会からはGregory Vijayendran会長を始めとする20名が参加しました。

Vijayendran会長及び金塚委員長からの挨拶に続き、画面越しに乾杯をし、リラックスした雰囲気の中で各参加者から1人30秒程度の自己紹介が行われました。

その後、Zoomのブレイクアウトルーム機能を利用し、参加者を4つのグループに分けて、小グループによる交流を実施しました。15分ごとに交流相手のグループを移動させることで、短い時間の中で相手方のすべての会員と交流できるように工夫しました。グループトークでは、趣味の話題から、業務に関する情報交換やコロナ禍における対応など、多くの話題が飛び交いました。15分はあっという間に過ぎ、次のグループへの交代時にはみな名残惜しそうにしていました。

当会国際委員会では、海外弁護士会とオンラインで講義や意見交換を行うかしこまった交流会を実施したことはあるものの、くだけた雰囲気でのオンライン懇親会は初めての試みでした。企画側も「多くが初対面の海外弁護士会の会員を相手に、オンラインで懇親を深めることなどできるのだろうか?」と半信半疑で準備を進めました。しかし、実際には、開始直後にはそのような心配が吹き飛んでしまうほどの盛り上がりを見せ、両会の参加者からも非常に好評でした。
今回、オンライン懇親会は、コロナ禍かどうかにかかわらず、気軽に海外弁護士会と交流する手段になることを実感できたので、試行錯誤を続けてよりよい方法を模索していきたいと考えております。

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