「オンライン憲法クイズラリー」レポート
2024年3月27日の14時より、「憲法クイズラリー」を実施しました。
東京近郊に限らず遠方のみなさんにも参加していただけるよう、オンラインにより実施しました。
全国各地から小学生や中学生を含む幅広い年代の方々にご参加いただき、オンラインでも参加者の皆さんとコミュニケーションをとるため、弁護士から参加者の皆さんへの質問をしながら進めました。
最初に憲法の「導入解説」を受けた後、多くの写真・動画やガイドを視聴しながら、「弁護士会館」を出発し、「東京地方・高等裁判所」→「最高裁判所」→「国会議事堂」→「法務省赤れんが棟」→「検察庁」→「東京家庭裁判所」というルートで進み、途中、弁護士の仕事、民事裁判、刑事裁判、国会や裁判所の役割、家事事件等についての説明も交え、全10問のクイズに挑戦していただきました。
その後は、クイズの答え合わせと解説です。当会の憲法問題検討委員会の弁護士が、立憲主義、国民主権、司法権の役割、違憲審査権、基本的人権の保障、平和主義、権力分立・司法権の独立、人身の自由、表現の自由、思想良心の自由、弁護士の役割・弁護士自治などをテーマに、クイズの回答と憲法の基本について解説しました。
クイズの成績優秀者には、当会オリジナルの表彰状が授与されました
参加者の皆さんからは、憲法に関する時事的な事柄や弁護士の仕事などに関する多くの質問をいただき、時間が許す限りで、各弁護士がお答えしました。
【参加した弁護士】
オンラインアンケートでは、多くの参加者から、「オンラインでのクイズラリーは楽しめた」「憲法を学ぶ機会になった」との感想をいただきました。
参加者の皆さんからいただいたアンケートの内容を一部ご紹介させていただきます。
参加者の声
- 参加してよかった。
- 楽しかった。
- 子どもが、このようなイベントに参加できて、とても喜んでいた。お話を聞けたり、本物の弁護士さんを目にして嬉しそうだった。
- 子どもが、クイズラリーを通じて、憲法について楽しく考えていた。憲法を身近に感じ、関心も高まったようだ。
- 「戦争は最大の人権侵害」という言葉が印象に残った。
- 解説が丁寧で分かりやすかった。
- 解説がとても分かりやすくて、憲法をもっと知りたくなった。
- 条文の解説になる形で説明いただけたので、とても分かりやすかった
- 憲法知識を再認識することができた。
- パワーポイント画像や風景動画がとてもきれいだった。
- 各施設のビデオ案内もよかった。
- 弁護士会館のまわりを歩いてみたくなった。
- 参加賞や成績優秀者に向けた表彰状があり、憲法を学ぶモチベーションが高まった。
- いただいたクリアファイルは大切にしたい。今後長く参考にしたい。
- このようなイベントに参加できることは本当に貴重だと感謝している。
- これからも、国民に広く、老若男女、憲法のことを考える機会を多く作っていただけるとありがたい。
- 多くの国民が知るべき基本的な憲法知識、いろんな機会を作って拡げてほしい。
- 国民自身が、人権を守るためにも、人権を守る社会を作っていくためにも、学び知り、関心を持ち続けることが必要だと思った
令和6年度も、憲法クイズラリーを開催する予定です。
たくさんの弁護士と一緒に、各所の見学やクイズを通して「憲法を知る」ことができる楽しい企画ですので、多くの皆さんのご参加をお待ちしています。