第二東京弁護士会のご案内

会長あいさつ

第二東京弁護士会会長 岡田理樹 会長に就任して、早4ヶ月がたちました。この間は、未曾有のコロナ禍への対応に試行錯誤する大変な毎日でした。

 4月に就任するや、緊急事態宣言及び自粛要請が発出され、当会もあらかじめ定めてあったBCPプランに従って、一旦は、国選弁護人の指名などの最低限の業務を除いて、ほとんどの機能を停止させました。感染防止、感染拡大防止を最優先にし、ほとんどの職員を自宅待機にしたこともあって、法律相談を含め、多くの市民サービスも停止せざるを得ませんでした。

 しかし、その直後から、役職員一丸となって機能回復に努めてきました。早期の収束が見込めないこのコロナ禍の下、すべてを元通りに戻すことではなく、創意工夫によって、市民や会員の皆様に必要な機能を早期に回復することを目指しました。特に6人の副会長の皆さんが、4月の就任以降、土日祝日を除いて一日も休まず毎日出勤して会務に邁進してくれたおかげで、当会の機能も相当程度回復してきました。

 都内ではまだまだ毎日多くの感染者が報告されていますが、当会では、現在までにほぼ全職員のテレワークが可能になっており、4月の頃のように会の機能が一気に失われるというようなことはなくなりました。委員会等もZoom(web会議システム)を利用できるようにしたことによって、活発な議論が続いています。法律相談やADRも、感染のリスクがあって面談ができなくても、電話やZoomの活用によって、市民の法律ニーズに応えることができるようになっています。

 たとえば、新たに新型コロナウイルスに関連した法律相談についてオンライン相談を創設しました(https://niben.jp/news/news_pdf/korona_online.pdf)。これは我が国の弁護士会では初の試みではないかと自負しています。また、子どものためのLINE相談の試行も始めています。

 このように当会は、「魁(さきがけ)の二弁」として、IT技術なども積極的に取り入れて、新型コロナウイルス感染の第2波がやってきても、また地震や豪雨のような大規模災害がきても、様々な形で常に市民の皆様や会員の皆様の期待に応えられる、しなやかで強靱な体制を確立すべく、日々邁進しておりますので、なにとぞ引き続き応援のほど、よろしくお願い申し上げます。


2020年(令和2年)8月1日
第二東京弁護士会会長 岡田 理樹